Logwatchを使ってサーバのログを一括確認しよう!
ここでは、Logwatchのインストール手順を掲載しています。
※CentOS 5のサポートは2017年3月をもって終了していますが、旧コンテンツとしてこちらのページは残しておきます。
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Logwatchとは…
サーバを構築すると、日々色々なログが溜まっていきます。Logwatchはそのログを一括で収集し、メールにまとめて配信してくれます。
CentOS 5にはデフォルトでLogwatchがインストールされています。
集計結果は、毎日root宛にメールで届きます。配信先を変更する場合は以下を変更します。
[root@co5 ~]# vi /usr/share/logwatch/default.conf/logwatch.conf
MailTo = root
↓
MailTo = 配信先メールアドレス
メールを外部へ送信する場合
外部メールへの送信ログを転送したい場合は、Postfixをインストールしておきましょう。
[root@co5 ~]# yum -y install postfix
Installed:
postfix.x86_64 2:2.3.3-7.el5
Dependency Installed:
mysql.x86_64 0:5.0.95-5.el5_9 perl-DBI.x86_64 0:1.52-2.el5
Complete!
Logwatch以外のroot宛メールも外部に転送したい場合は、エイリアスの設定をすると便利です。
[root@co5 ~]# cp -p /etc/aliases /etc/aliases.old
[root@co5 ~]# echo "root: 転送先メールアドレス" >> /etc/aliases
設定を反映させ、正しく設定できているかを確認しましょう。
[root@co5 ~]# postalias /etc/aliases
[root@co5 ~]# grep ^root /etc/aliases
root: 転送先メールアドレス
設定した転送先メールアドレスが表示されればOKです。
最後にPostfixを起動しておきます。
[root@co5 ~]# /etc/rc.d/init.d/postfix start
postfix を起動中: [ OK ]
再起動後も自動的に起動するように設定をします。
[root@co5 ~]# chkconfig postfix on
[root@co5 ~]# chkconfig --list postfix
yum-cron 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
続いては、アンチウィルスソフトをインストールします。
参考にしたサイト様
今回新しく登場したコマンド
- postalias
- grep
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