ダイナミックDNSを使おう!(FreeDNS編)
ここでは、FreeDNSでのドメイン取得方法について掲載しています。
※CentOS 5のサポートは2017年3月をもって終了していますが、旧コンテンツとしてこちらのページは残しておきます。
ドメインの取得
FreeDNSは海外のサービスですが、使い方はシンプルで使いやすいです。
FreeDNSのドメインを取得するため、ブラウザでFreeDNSへアクセスしましょう。
さて、ドメインは取得できましたが、IPが変化するたびにいちいちサイトにログインしてIPを更新して…なんてのは非常に面倒です。
そこで、IPアドレスが変わったら自動で更新してくれるようにしたいと思います。
DDClientを利用する
IPアドレスが変わったとき、自動で更新してくれるスクリプトです。色々なダイナミックDNSサービスに対応しており、とても便利なツールです。
2024/1/12現在の最新版は3.11.2となっていますが、今回紹介するバージョンはやや低いです。
DDClientのインストール
EPELリポジトリにありますがまともに使えないので、rpmを直接ダウンロードしてからインストールします。
[root@co5 ~]# wget http://archives.fedoraproject.org/pub/archive/epel/5/x86_64/ddclient-3.8.1-10.el5.noarch.rpm
100%[========================================================>] 53,939 70.7K/s 時間 0.7s 2024-01-18 17:35:02 (70.7 KB/s) - `ddclient-3.8.1-10.el5.noarch.rpm' へ保存完了 [53939/53939]
[root@co5 ~]# yum -y localinstall ddclient-3.8.1-10.el5.noarch.rpm
Installed:
ddclient.noarch 0:3.8.1-10.el5
Dependency Installed:
perl-Digest-SHA1.x86_64 0:2.11-1.2.1 perl-IO-Socket-SSL.noarch 0:1.01-2.el5
perl-Net-SSLeay.x86_64 0:1.30-4.fc6
Complete!
DDClientの設定
インストールが完了したら、更新用の設定をします。
[root@co5 ~]# vi /etc/ddclient.conf
ssl=yes
↓
ssl=no
#use=web, web=checkip.dyndns.org/, web-skip='IP Address'
↓
use=web, web=checkip.dyndns.org/, web-skip='IP Address'
更に、最後尾の設定を環境に合わせて追記します。
##
## FreeDNS IPv4 (freedns.afraid.org)
##
protocol=freedns
server=freedns.afraid.org
login=取得したID
password=パスワード
取得したドメイン名(mhserv.mooo.comなど)
DDClientの起動
[root@co5 ~]# /etc/rc.d/init.d/ddclient start
ddclient を起動中: [ OK ]
更新に成功していると、ログに以下のような記録が残ります。
[root@co5 ~]# cat /var/log/messages | tail
co5 ddclient[23946]: SUCCESS: updating mhserv.mydns.jp: good: IP address set to 125.196.*.*
あとは再起動後も自動実行されるよう設定します。
[root@co5 ~]# chkconfig ddclient on
[root@co5 ~]# chkconfig --list ddclient
ddclient 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
以上で、ドメインの取得、自動更新の設定が終わりました。
参考にしたサイト様
今回新しく登場したコマンド
[広告]
トップページ
CentOS 5
○準備
○仮想化準備(VMware)
○仮想化準備(Hyper-V)
○仮想化準備(Proxmox)
○基本操作
○導入
○セキュリティ対策
○Dynamic DNS
○NTPサーバ
○データベース
○WEBサーバ
○FTPサーバ
○メールサーバ
○DNSサーバ
○ファイルサーバ
○その他