*´ω`)ノ こんにちは!コロです 。
以前、Mini PCを分解清掃したときに、「NAS代わりにしようか」なんて言ってましたが、結局コンパクトフラッシュを買ってしまいました。
OSはWindowsでも入れられるように…なんてことで64GBにしました。
お値段は…?
4,580円!
最近のSSDなら、250GBくらいのものが余裕で買える値段です。
…が、この際その辺は考えないようにしましょう。
ファイルサーバ構築
では、構築です。
いつも通りパパッと画像を載せておきます。
1. マザーボードに取り付け
マザーボードの裏面にスロットがあります。
内部的にはIDE接続のようですが、ジャンパーピンはデフォルト(セカンダリ・スレーブ)でも問題なく動作しました。
2. 配線
何かごちゃごちゃやってますが、これには理由がございまして…。
普通に配線してOSのインストールをしようとしたところ、Mini PCのDVDドライブが壊れていたようで、ディスクを読み込んでくれませんでした。
仕方なく、サーバ機に付けてあるドライブに接続し、OSのインストールを試みることにしました。
念のため、接続はコンパクトフラッシュとDVDドライブのみにして、他のHDDはまだ繋ぎません。
3. OSインストール
初めはWindowsをインストールしようと思ったのですが、コンパクトフラッシュは認識されず。
これはWindowsの仕様で、コンパクトフラッシュはWindows上で「リムーバブルディスク」として認識されるため、OSのインストール先として選べないことが原因のようです。
一応インストールする方法もあるようなのですが、何やらめんどくさそうだったため、挑戦するのはやめました。
そんなわけで、いつもの仮想化です。
ESXi 5.1をインストールしました。
これは以前インストールに使用したディスクをそのまま使っています。
ちなみに、ESXi 5.5以上ではメモリが4GB以上ないとインストール途中で蹴られます。
一応メモリは2GB×2で4GB積んでいますが、マザーボードの仕様で3GBまでしか認識しないので、ギリギリインストールできる5.1をインストールしています。
はい、こちらは問題なくインストールできました。
今回は試していませんが、恐らくCentOSなどのLinuxも問題なくインストールできるのではないかと思います。
今回はESXi上にWindowsの仮想マシンを作成しました。
4. 設置
有線LANの回せるところということで、一番現実的だったのがテレビボードの中。
1つだけ色が違うこともあり、一際目立ちますね。
感想
今回かかった費用はコンパクトフラッシュの4,580円のみで、あとは既存のものを流用しているため、構築費用は大幅に抑えることができました。
2ベイのNASキットは安くても1万円は超えますからね。
しかしながら、遅い。とにかく遅い。
IDEという、もはや化石とも言える接続方式を使い、しかも接続しているのがコンパクトフラッシュなので仕方がないのですが…遅い。
あと、動作音がうるさい。
ファンの音はケースファンを静音タイプに替えれば少しマシになると思うので、継続して使うようなら交換をしたいと思っています。
問題はHDDの動作音です。
HDDはHGST製のものを2基積んでいます。
このメーカーのHDDは元々ガリガリ音が大きいことで有名です。
これはどうしようもないですね…諦めましょう。
令和にもなってCore 2 Duoなんて骨董品CPUを使って、ファイルサーバを組もうと考える人はいないと思いますが、もしいたとしたら悪いことは言いません。
普通にNASキットを買いましょう!
コストパフォーマンスが悪すぎます。
NAS専用OSを積めば若干違いが出てくるかも知れませんが、データ用のHDDがSATA接続とは言え、今回使用しているマザーボードはSATA 1なので、SATA 3の4分の1程度の通信速度が限界です。
速度は期待できません。
CPU、メモリともにいっぱいいっぱいです。
こちらも速度低下の原因となっています。
結局、最新のNASキットには敵いません。
でも、せっかく組んだので、このまま少し使ってみたいと思います。