*´ω`)ノ こんにちは!コロです 。
お正月やお盆の時期に、ほぼ毎年PCの分解清掃をしています。
別に意識しているわけではありませんが、それだけ時間が作りやすいってことでしょうか。
今年は、一時サーバの代替機として動かしていたMecolo c140(改)を清掃しました。
ボタン電池が電池切れを起こしていて、BIOSの設定データが保存されないため、電池交換のついでに…といった感じです。
目次
清掃行程
1. マザーボードをケースから外す
全ての配線を外し、ケースからマザーボードを外します。
ケースとマザーボードはビスで止まっているだけなので、簡単に外せます。
CPUファンは40mmのもので、もともと付いていたファンが壊れてしまったため、工業用ファンを購入し取り付けました。
2014年末からほぼ回りっぱなしなので、流石だなって思います。
メモリも外してみましたが、DDR2 667ですって…
今やDDR4 3200とかが流通しているこの時代にDDR2 667ですって!
これでも自宅サーバ用途なら普通に動作するんだからすごいよなぁ。
2. CPUクーラーを外す
マザーボードとCPUクーラーはネジ止め式でした。
ネジを緩めるだけで外れます。
グリスが固まっていて、もはや何の意味もなしていない状態です。
そんなに発熱する用途に使っていないとは言え、せっかくなので、塗り直しをします。
ちなみに、このCPU、昔ながらの剣山タイプです。
今のIntel CPUは、マザーボード側のソケットに端子が立っています。
3. 全体的にブロアーで清掃
結構ほこりが出ます。
マスクをして、屋外で行うのが良いと思います。
掃除機で吸うっていうのも手ですが、何となく静電気とか怖いので、私はブロアーで飛ばす派です。
マザーボードとCPUクーラーやケースのファンなど、全体的にほこりを飛ばします。
メモリソケットやPCI-Eソケットなどは中にほこりが残らないよう、念入りに行いました。
4. ボタン電池交換
メモリソケットのすぐ横にあるのがBIOSデータの保存用電池です。
BIOSの設定情報や時計を動かすための電池で、この電池が切れるとBIOSの設定と時間がデフォルトに戻ります。
5. CPUクーラー取り付け
固まっていたグリスはちょっと拭いた程度では取れませんでしたので、スクレーパーを使ってそぎ落としました。
ちなみに、グリスもしっかり塗り伸ばす派と伸ばさない派がいます。
私は真ん中にグリスを出して、少しならすだけにしています。
塗り伸ばさなくても、クーラー設置の圧で勝手に伸びるだろうって考えです。
合っているかどうかは分かりませんが、問題は起きていないです。
どちらが良いんでしょうね?
6. ケースにマザーボードを取り付け
取り外したときと逆の手順で取り付けをします。
このマザーボード、映像出力(D-Sub)端子がちゃんと付いているのですが、壊れていて画面が出てくれません。
なので、ファンレスのグラフィックボードを付けています。
ハッキリ言って、設定完了後は無駄なのですが、取り外したところで活用場所もないので、そのまま取り付けです。
今後の活用について
今回の写真には写っていませんが、裏面にコンパクトフラッシュのスロットがあります。
ここからOSのブートができるようであれば、容量の大きめのHDDを2基積んで、NASの代わりにしてはどうかと考えています。
とはいえ、コンパクトフラッシュって結構高いんですよね。
説明書を読む限りではコンパクトフラッシュからのブートができそうですが、確証もないものにコストをかけるべきか悩みどころです。
…きっとコストをかけるんでしょうね。
何を保存するかすら決まっていませんが、動くか分からないものを色々試して動かすって、結構楽しくて好きです。
ところで、このマザーボード、Mini PCIソケットが2つ付いているんですが、Mini PCIソケットってWi-Fi以外で何に使うんでしょうね?
Wi-Fiだけなら2つもソケットいらないような…Wi-FiとBluetoothってこと?